アクセスログ・エラーログの管理（ログマネージャ）

「Pleskコントロールパネル」には、アクセスログ・エラーログの管理機能があります。

この機能では、アクセスログ・エラーログの参照はもちろん、各ファイルの容量を抑制するための自動削除（ローテーション）機能や、圧縮後のファイルをメールで通知する機能も搭載しています。
   
1. ログマネージャの起動
 

「Pleskコントロールパネル」にログイン後、「ログマネージャ」のアイコンをクリックします。

ログマネージャ
   
2. ログファイルの参照方法
 

ログマネージャが起動すると、画面下方に以下のような一覧表示が掲載されます。

参照したいファイルのリンクをクリックすると、別ウィンドウでログが表示されます。
  ログファイルの参照
   
  ログファイルの各名称と概要
access_log 稼動中のアクセスログです。
access_log.processed WebAliazerで解析済みのアクセスログです。
access_ssl_log 稼動中のSSL通信のアクセスログです。
access_ssl_log.processed WebAliazerで解析済みのSSLアクセスログです。
error_log エラーログです。
access_urchin_log Urchinで解析済みのアクセスログです。
access_urchin_ssl_log Urchinで解析済みのSSLアクセスログです。
xferlog_regular FTPアクセスのログです。
xferlog_regular.processed WebAlizerで解析済みのFTPアクセスログです。
【メールログについて】

共用サーバープランの方はメールログの確認はできません。
仮想専用サーバープランの方はSSH(root)でログインいただきご確認ください。
メールログのパスは下記の通りです。
/usr/local/psa/var/log/maillog
   
3. ログファイルのローテーション管理
 

アクセスログ・エラーログはサーバーへのアクセス状況を日々記録していますので、サーバーの運用を続けるにつれ、容量が大きくなっていきます。

大きくなったログを削除し、容量の肥大化を防ぐ処理を「ローテーション」と呼びます。ログマネージャでは、この「ローテーション」の規則を変更することが可能です。
  ログローテーション
   
 

■ローテーション状態

ログをローテーションする単位を「時間」か「容量」のいずれかで決めることができます。

■最大ログファイル数

ローテーションしたログを、何世代まで保管しておくかを決めることができます。
※仮にログを「日次」単位として、この数値を「７」とすると、過去一週間のログが保管されます。

■ログを圧縮する

ローテーションしたファイルを圧縮するかどうかを決める項目です。
チェックを外すと圧縮せずにログを保管することができます。

■処理済ログファイルをメール送信する

ローテーションしたログファイルをメール配信するかどうか決める項目です。
空欄にしておけば、メールは配信されません。
ログファイルをメールで受け取りたい場合には、受取希望のメールアドレスを入力します。

以上の項目を決定後、「OK」ボタンをクリックするとローテーションルールが適用されます。
   
 
【「Urchin」関連のログファイルのローテーションについて】
  • access_urchin_log
  • access_urchin_ssl_log
上記の2点のログは、高機能ログ解析ツール「Urchin」のUTM機能を有効にするために弊社で独自に設定したログファイルとなっております。
Pleskの仕様上、これら2点のログは、お客様側で設定されたローテーションルールが適用されませんので、予めご了承下さい。
なお、「Urchin」関連のログファイルのローテーションルールは以下の通りとなっております。
  • 日次単位で圧縮
  • 保存期間一ヶ月
誠に恐れ入りますが、上記のローテーションルールは変更を致しかねますので、あわせてご了承頂きますよう、お願い申し上げます。
   
  ログマネージャの利用方法につきましては、以上となります。