メールキューへのメール保持期間を変更(仮想専用サーバーのみ)

  再配信を試みる期間(メールキューに滞留したメールを配信不可と判定し破棄するまでの期間)を縮める事で、
メールの配信遅延を緩和させる事を目的とします。


1.rootユーザでSSHログイン
※rootパスワードの確認方法はコチラ


2.メールキューへのメール保持期間設定ファイルを作成
vi /var/qmail/control/queuelifetime
※queuelifetimeとは、サーバーがメールを配送出来なかった場合に再送を試み続ける時間の長さ。

初期にはこのファイルが存在せず、サーバー全体に設定された初期値(7日)が適用されています。
任意の値を入力したファイルを作成する事で、サーバーがメールの再送を試みる時間を変更出来ます。


3.「 300 」と入力し「 :wq 」を入力して編集を終了する
※値は秒単位です。「 300秒=5分 」間再送を試みることになります

・PleskまたはコマンドからQmailの再起動をすれば完了です


【 変更する場合 】
vi /var/qmail/control/queuelifetime
※平時は「 86400(1日) 」を推奨します。