文字コードとは、文字や記号をコンピュータ上でデータとして扱うために、一文字ずつ固有の識別番号を与えて区別できるようにした符号のことです。キャラクターコード(character cord)ともいいます。普段、パソコンで読み書きする文字や記号は、すべてこの「文字コード」によって処理されています。
代表的な文字コード
<ASCIIコード>
ANSI(米規格協会)が1963年に制定した、1文字を7ビットで表現する文字コードで アルファベットや図形文字,制御文字など 128文字を定められ、全世界で普及。
<EDCDIC>
IBM社が制定した拡張2進化10進符号のこと1文字を8表現する文字コード
<EUC>
AT&Tが1985年に制定したUNIXなどで使用されているマルチバイトの文字を扱うための文字コード。 EUCはExtended UNIX Codeの略。日本語EUC(EUC-JP)は2バイトで漢字も表現できる。
<JISコード>
JIS(日本工業規格)が1978年に制定したコード。数字・英字・各種記号・カタカナは1文字 を8ビットで表現し、漢字は16ビットで表現する
<Unicode>
ISOとIECが1993年に制定した、世界各国の言語体系に対応した文字コード。
世界各国でバラバラに使われている文字コードを統一する目的で作成された文字コード。Unicodeを使用すればほとんどの言語が表現できることになる。
文字化けについて :
なぜ文字化けが発生するのか?ひと言で言うと、テキストファイル|メールなどを「作成した時」と「開いた時」で文字コードが異なる場合に起こる、ということです。
文字化けが発生した場合の対処としてはテキストファイル|メールなどを読み込む時の文字コード設定を変更して、再度読み込む事を試してみてください。
<文字化け対応例> CSVファイルをExcelで開いた時の文字化け解消法!
【手順1】
文字化けするcsvファイルを、右クリックして
[プログラムから開く] – [メモ帳]を選び、”メモ帳”で開きます。
【手順2】
[ファイル] – [名前を付けて保存]を選択します。
【手順3】
[文字コード]欄で「ANSI」を選択し、[保存]を押します。
【手順4】
メモ帳を閉じて、Excelで開くと、文字化けが解消されます。