レンタルサーバーには、無料と有料のものがあります。
事業者のなかには「ランニングコストがかからない無料のレンタルサーバーを契約したい」と考える方が多いのではないでしょうか?
しかし、さまざまなレンタルサーバーがあると違いがよくわからず、どれを選んでよいのか選択が難しいですよね。
そこで本記事では、このようなお悩みを解消するため、無料と有料レンタルサーバーの違いについて、解説します。
記事後半では、有料レンタルサーバーのおすすめをまとめています。ぜひ、ここで違いを知り、サーバー選びの参考にしてください。
レンタルサーバーとは?
レンタルサーバーとはサーバーを貸し出す(レンタルする)サービスです。
物理的にサーバー機器を貸し出すわけではなく、インターネット上にあるサーバーの「領域(機能)」を借りて利用します。
レンタルサーバーの用途は「ホームページの公開」(会社のホームページやブログなど)とメールアドレスの利用です。
レンタルサーバー業者はデータセンターと呼ばれる堅牢な施設にサーバーを設置しています。24時間365日いつでもサービスが利用できるように保守管理、セキュリティ対策を含めて一括してサービスの運営を行っているのがレンタルサーバーです。

【無料/有料】レンタルサーバーの違いとは
無料と有料のレンタルサーバーにはそれぞれメリット・デメリットがあります。

無料と有料の違いを表でチェック
以下は、一般的なサービス・機能面で気になるポイントをベースに作成した、「無料レンタルサーバー」と「有料レンタルサーバー」の比較表です。
※表に記載の情報は、あくまで一般的な仕様をまとめたものです。全ての無料・有料のレンタルサーバーに当てはまるわけではありませんので、あらかじめご注意ください。
無料レンタルサーバー | 有料レンタルサーバー | |
料金 | 無料 | 月額 数百円~ |
容量 | 100MB~3GBの低容量のみ | 1GB~数TBなどの大容量可能 |
独自ドメイン | 非対応 | 対応(マルチドメインも可能) |
サーバーの安定感 | 不安定(品質保証なし) | 安定 |
転送量 | 容量制限あり | プランによる |
商用利用 | 不可 | 可能 ※規約により制限あり |
サポート体制 | 非対応 | メール・電話 |
広告 | 表示される | 表示されない |
料金
無料レンタルサーバーの利用料はもちろんタダです。ベースが無料で有料オプションを追加していくサービスもあるようですが、基本的には無料でホームページを持てます。
一方、有料レンタルサーバーは毎月・毎年など一定のサイクルで利用料を支払います。お金はかかりますが、それだけの価値があるといえます。
近年では技術の進歩により高性能で快適なサーバー環境を昔より安く手に入れられるようになりました。
そのため、近年の有料レンタルサーバーのコストパフォマンスは眼を見張るものがあります。
データの保存容量
ホームページのアクセス数を増やすには画像や動画を使った充実したコンテンツの作成が重要ですが、画像や動画はサーバーの容量を圧迫します。
無料レンタルサーバーの保存容量は1GB程度です。
容量が少ないとホームページに載せられるコンテンツ量が限られるため、アクセス数を稼ぎにくくなります。
無料のレンタルサーバーでは圧倒的に容量が足りず、集客向けではありません。対して有料サーバーはプランに応じて大容量の保存領域が確保されています。
サーバーの転送量
レンタルサーバーには転送量に制限があります。転送量が上限に達すると通信制限などが課せられ、ホームページの表示が遅くなる場合があります。
無料レンタルサーバーの場合、転送量は制限が強めですが、有料レンタルサーバーは無制限か、大幅な転送量が提供されています。
転送量はホームページへのアクセスがあるたびに消費されていきます(スマホの毎月のデータ通信量のような仕組み)。
1日あたり1GBの転送量制限だと、表示するページサイズが10MBの場合、100人のアクセスだけで、1GBの上限に達してしまいます。
このように、すぐに転送量の上限に達してしまうようなサーバー環境では、アクセス数を獲得できません。
サーバーの安定性
無料レンタルサーバーは品質が低めで動作が不安定である可能性が高いです。一方で有料レンタルサーバーはサーバーの安定稼働にかなりのコストと労力を掛けています。
サーバーが不安定になると表示速度の遅れやページの表示崩れなどが起き、最悪の場合サーバーがダウンするリスクがあります。
日頃ホームページを閲覧しているときに、自分のスマホやPCの電波や回線状況は問題ないのに、ホームページの表示が遅いときがありませんか?
それは、サーバーが不安定になっているために起きている可能性があります。サーバーが不安定だと、ホームページに来てくれた人に迷惑がかかってしまいます。
自動広告の有無
サーバーは大きなコンピュータのようなものなので、電気代や交換パーツ代などの維持費用がかかります。
無料レンタルサーバーの運営者は、サービスを継続するために広告収入などで費用を補っています。したがって、無料レンタルサーバーには、ホームページの内容とは無関係な広告が強制的に表示されるケースが多いです。
一方で、有料レンタルサーバーの場合は、当然ですが広告は表示されません。逆に自分の収益を目的としたアフィリエイト広告の設置も可能です。
商用利用の可否
無料レンタルサーバーの場合、アフィリエイト不可、特定のサービスへの誘導不可、コーポレートサイト不可など営利目的とするサーバーの利用を禁止している場合があります。有料レンタルサーバーは無料のサーバーと違い、基本的にそのような制限はありません。
アフィリエイトで収益を得たい、自社のサービス紹介ページを作りたい、会社概要ページを作りたいなどの場合は、無料レンタルサーバーによっては規約違反になる可能性があります。
独自ドメイン設定
ドメインとは、speever.jpのようなホームページアドレスを指します。独自ドメインは自分(または自社)専用のドメインです。つまり、インターネットにおいて、独自ドメインは商標やブランド名と同じような役割を担います。
ところが、無料レンタルサーバーの場合は独自ドメインを設定できず、サーバー側が用意したドメインを割り当てられます。
独自ドメインが設定できないと、例えば無料サーバーから有料サーバーに移行する際にドメインが変わってしまいます。ドメインはホームページ運営には非常に重要なものなので、ドメインが変わるのは一大事です。
あとから別のサーバーに移行しようと思っても、これまでと住所(ドメイン)が変わるわけですから、いちいちユーザーに引っ越し先(新しいURL)を伝えるような作業が必要になってしまいます。
サポート体制
無料レンタルサーバーのほとんどは電話サポートもメールサポートもありません。サポート体制を構築するためには人件費などのコストがかかるためです。
したがって、サーバーに何らかの問題が起きた場合は自力で解決する必要があります。
一方、有料サーバーの場合はサポート体制がしっかりしています。
サーバー上の困りごとはもちろん、その延長線上のトラブルにも対応してくれ、遠隔操作で代行してくれるサービスもあります。
レンタルサーバーのサポートは自動車のディーラー的存在であり、ユーザーに専門知識がなくても困らないよう面倒を見てくれます。
おすすめの有料レンタルサーバーを紹介!
最後に、比較的安い価格帯で利用できる有料サーバーを6つご紹介します。
おすすめの有料レンタルサーバー・おすすめプランは、以下の6つです。
- エックスサーバー|プラン:スタンダード
- さくらのレンタルサーバー|プラン:スタンダード
- ロリポップ!レンタルサーバー|プラン:ハイスピード
- mixHost|プラン:スタンダード
- お名前.comレンタルサーバー
- カゴヤ・ジャパン|プラン:S22
長い目で見ると、無料レンタルサーバーは実用的ではないため、本格的にホームページ運営を行うのであれば、これらの有料サーバーがおすすめです。
エックスサーバー|プラン:スタンダード

https://www.xserver.ne.jp/price/
エックスサーバーは、個人ブログなどの簡単なブログやサイトでよく使われるレンタルサーバーです。
独自のサービスとして、「モリサワ」の「Typesquare」WEBフォントが無料で使えます。利用者が多いサービスのため、使用感や操作方法に関する情報も多く、初心者でも安心して利用できます。
初期費用 | 3,300円 | ディスク容量 | SSD300GB |
月額費用 | 1,100円(12ヶ月契約) | サポート内容 | 電話、メール |
運営実績 | 長い(2003年~) | お試し期間 | 10日間 |
さくらのレンタルサーバー|プラン:スタンダード

https://rs.sakura.ad.jp/standard.html
さくらインターネットはレンタルサーバー業界の大手企業です。
「スタンダードプラン」は、月額524円と安価でありながら、メールアドレス登録数が無制限であるなど、サーバーのスペックが高めです。
電話サポートに対応している点も、初心者にはうれしいポイントです。
初期費用 | 0円 | ディスク容量 | SSD300GB |
月額費用 | 524円 | サポート内容 | 電話、メール |
運営実績 | 長い(1996年~) | お試し期間 | 2週間 |
ロリポップ!レンタルサーバー|プラン:ハイスピード

https://lolipop.jp/high-speed/
ロリポップ!レンタルサーバーは安価で利用しやすいレンタルサーバーです。
さらに、無料ドメインが選べるので、独自ドメインを取得せずにホームページを開設することも可能です。
特徴として、「ロリポップアクセラレータ」という、表示速度を高速化できる機能があります。
初期費用 | 0円 | ディスク容量 | SSD400GB |
月額費用 | 550円 | サポート内容 | 電話、メール |
運営実績 | 長い(2001年~) | お試し期間 | 10日間 |
mixHost|プラン:スタンダード

mixHostはホームページ作成ツールの「WordPress(ワードプレス)」に特化したレンタルサーバーで、WordPressの構築が簡単に行えます。
mixHostの特長は、転送量の制限が緩めである点です。
一般的なレンタルサーバーは「〇〇GB/日」など日ごとに設定されているのに対し、mixHostは「4.5TB/月」と設定が1カ月単位。
そのため、一時的なアクセス集中があっても転送量の上限に達する心配が少ないといえます。
初期費用 | 0円 | ディスク容量 | SSD300GB |
月額費用 | 1,518円(3ヶ月契約) | サポート内容 | メール |
運営実績 | 長い(2001年~) | お試し期間 | なし |
お名前.comレンタルサーバー

https://www.onamae.com/server/
独自ドメイン取得サービスでおなじみの、「お名前.com」のレンタルサーバーサービスです。
レンタルサーバーを契約すると一部のドメインが無料で取得できるサービスがあります。
初期費用 | 0円 | ディスク容量 | SSD300GB |
月額費用 | 1,430円(1ヶ月契約) | サポート内容 | メール、電話 |
運営実績 | 1991年~ | お試し期間 | 14日間 |
カゴヤ・ジャパン|プラン:S22

https://www.kagoya.jp/shared3g/
カゴヤ・ジャパンは自社でデータセンターを保有しており、さまざまな用途に応じたサーバーを提供しています。
「S22」プランは今まで紹介してきたサーバー会社のプランより価格帯は高めですが、グレードがかなり高いため、費用対効果を考えるとかなり安価なサービスです。
初期費用 | 3,300円 | ディスク容量 | SSD200GB |
月額費用 | 2,200円(1ヶ月契約) | サポート内容 | メール、電話 |
運営実績 | 2001年~ | お試し期間 | 2週間 |
事業用の有料レンタルサーバーならスピーバーへ
レンタルサーバー スピーバー|プラン:シンプル

https://speever.jp/server/shared/
スピーバーは弊社「ライド株式会社」が運営するレンタルサーバーです。
運営実績は20年以上で、主に企業向けの高スペック・多機能のサーバーをご用意しています。そのため、大規模サービスを運営する企業にも選ばれています。
また業界屈指のサポート体制を構築しており、電話サポートはもちろん、導入前のご相談から導入後のご利用に至るまで、何度でも丁寧にお問い合わせ対応いたします。
用途に応じてプラン・機能をお選びいただけるため、会社やサイト規模の違いに応じた使い方が可能です。
初期費用 | 3,300円 | ディスク容量 | SSD50GB~ |
月額費用 | 1,540円 | サポート内容 | メール、電話 |
運営実績 | 2004年~ | お試し期間 | 30日間 |
レンタルサーバーを初めてご検討いただいている個人の方・個人事業主の方は、スピーバーのサービスをぜひご検討ください。
サポート体制が自慢なので、電話でお問合せいただければ良さを実感いただけるはずです。
デジタルに苦手意識がある方でしたら、スピーバーはきっとお役に立てます。ぜひ、お気軽にご相談ください。