【2022年】メールサーバーの選び方を解説!おすすめのサーバー6選を紹介

メールの送受信に使用されるサーバーを、「メールサーバー」といいます。
利点として、メールサーバーを利用すれば、会社独自のドメインを使ったメールアドレスを持つことができます。

メールサーバーはレンタルでも利用可能です。メール専用のレンタルサーバーを利用する方法のほか、共用サーバーなどのサーバーをレンタルし、そこでメール管理を行う方法があります。
容量が大きくセキュリティ品質も高いサーバーをレンタルすれば、メールアドレスの数が多くなっても安心して利用できます。

しかし、メールサーバーをレンタルするにあたって、以下のような悩みを抱える企業もいるでしょう。
「メールサーバーは何を基準に選べばいいのだろう」
「種類が多すぎて、自社に合ったメールサーバーがどれかわからない」

企業であれば、メールは日々利用するツールであり、さまざまな情報を送受信するもの。だからこそ、安心して使用できるサーバーを利用したいですよね。

そこで本記事では、メールサーバーの選び方やおすすめのレンタルサーバーをご紹介します。
メールサーバーをレンタルでお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

目次

メールサーバーをレンタルする必要性

まずは、メールサーバーをレンタルする必要性として、大きなメリット2つをご紹介します。

大量のメールデータを保管できる

メール用のサーバーをレンタルすれば、大量のメールを保管できます。社内でやりとりするメールには重要な情報が多いため、そうしたメールデータをしっかり保存しておくことは企業にとって重要といえるでしょう。
企業で独自ドメインのメールを導入して使いはじめると、日々の業務のなかで徐々にメールデータがたまっていきます。

そのなかで、過去のやり取りを振り返りたい状況や、過去のメールから重要なデータを参照したい状況が必ず訪れるはずです。その際に、過去のメールデータが消えてしまっては、業務に支障をきたしてしまうことにもなりかねません。

メールサーバーには無料のサービスもありますが、無料で使えるメールサービスの場合、メールデータの保存容量が少ないケースが多々あります。
もしも過去のメールを参照したいと思っても、保存容量が少なければ過去のメールデータは消えてしまい、確認ができなくなってしまいます。

対して、サーバー業者が提供するメールサーバーであれば、大容量のスペックで提供してもらえるケースが多く、安心して利用できます。
保存できる容量の目安として、大容量のメールサーバーを利用すれば、数年分のメールデータをサーバーに保管できます。

メールの送り主がわかりやすくなり企業の信頼性につながる

2つめのメリットは、独自ドメインの企業メールを持てることです。独自ドメインのアドレスとは、メールアドレスの「@(アットマーク)」以降がドメイン名になったアドレスのことです。
メールアドレスが企業の独自ドメインであれば、送り主がわかりやすくなり企業の信頼性にもつながります。
例えば、GmailやYahoo!メールといった無料で使えるフリーメールの場合、@以降は各サービスによって共通のドメイン名になります。

誰でも気軽に作れてしまうアドレスのため、受け取った側からすると誰からのメールなのか判別しにくいデメリットがあります。
フリーメールは気軽に利用しやすい半面、企業で使うには信頼性に欠けてしまうのです。

個人の利用や企業内のみでの簡単なやり取りであればフリーメールを利用しても問題はありませんが、企業の信頼性・メールの保存・セキュリティといった面を考えると、メールサーバーの利用は必須といえるでしょう。

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レンタルするメールサーバーの選び方

次に、メール専用サーバーとしてレンタルサーバーを利用する際の選び方をご紹介します。

ポイントは、以下の4つです。

1) 価格と性能は見合っているか
2) メールアカウント数や機能は十分か
3) サポート体制が整っているか
4) セキュリティ面は問題ないか

それぞれ詳しくご説明します。

価格と性能は見合っているか

レンタルサーバーは業者によって、価格やスペックがさまざまです。まずは「希望する機能がそろっているか?」「価格は予算の範囲内か?」をベースにサーバーを選びましょう。

こうした選別を行うために、メールサーバーを選ぶ際は、まず自社が必要とする性能をある程度決めておく必要があります。

例えば、利用できるメールアドレスの数や、メールアドレスごとの保存容量など。必要とする性能がある程度決まれば、そこからサーバー業者を選別できます。

サーバー業者を比較すると、機能が似ていても価格に差がある点に気付くはずです。単純に価格設定が高いケースもありますが、セキュリティなど他の付加価値あるために少し高めなっているケースもあります。

必要なスペックがそろっている業者を選別したら、そうした細かな価格・機能に注目し、より自社に適したレンタルサーバーを選んでいきましょう。

メールアカウント数や機能は十分か

メールサーバーを選ぶ際、利用できるメールアドレスの数は必ずチェックしておく必要があります。もしも想定よりも利用できるメールアドレス数が少なかった場合には、最悪のケースでは、サーバーの変更・移行も考えなければなりません。

レンタルサーバーではメールアドレス数を無制限に利用できるところも多いですが、安価な業者の場合は利用数に制限がかかっているケースもあります。

従業員ごとのアドレス、プロジェクトごとのアドレス用意となれば、数個ではなく、数十個利用するかもしれません。おおまかでも利用予定の数を考え、その数を上回るサーバーを選んでおきましょう。

また、メールアドレスの利用以外にも転送機能やメーリングリストなど業務上必要になるメール機能があります。使いたい機能があらかじめ決まっているようであれば、契約前に利用可否は必ず確認しておきましょう。

サポート体制が整っているか

初めてメールサーバーを利用するのであれば、サポート体制の整ったレンタルサーバー業者を選ぶことは重要です。

メールアドレスを使い始めると、送れない・届かないといったトラブルが発生することがあります。トラブル発生時、メール利用者自身で原因を突き止め対処するのは困難です。
そうしたときに、メールサーバーのサポートセンターに問い合わせ、対処方法を教えてもらうのが、復旧までの近道となります。

ただ、業者によっては電話での問い合わせができないなど、サポート体制にはかなり違いがあります。
サポートがメールのみの場合、即座のトラブル対応が難しくなります。トラブルに対処できなければ、メールの利用が困難となり、業務が停止してしまいます。
メールの利用が初めてというケースや、ITの知識に不安があるのであれば、電話サポート付きのサービスを選ぶといいでしょう。

セキュリティ面は問題ないか

メールサーバーを選ぶ際はセキュリティ面もしっかりチェックしましょう。
メールアドレスを持ち外部とのやり取りが始まると、迷惑メールやウイルスを含んだメールが届くことも多くなります。

怪しいメールは開かないなど、メール受信者自身で気を付けることである程度予防はできますが、巧妙なメールだと感染やデータ流出等のリスクを防ぎきれないこともあります。
そんなときに、迷惑メール防止サービスなどの自動的に迷惑メールをブロックしてくれる機能があると、安心してメールを利用できます。

また、メールの受信だけでなく、送信についても、セキュリティ面でのリスクはあります。
間違って違う宛先にメールを送ってしまうケースは、誰でも起こし得るリスクであり、最悪の場合、自社の信用を失うことにもなりかねません。
レンタルサーバーには誤送信を防止するサービスもあるため、こうした機能を利用すれば、より安心したメール利用が可能になります。

メールサーバーのおすすめ6選

冒頭でご紹介したように、独自ドメインのアドレスを持つ方法としては、メール専用のレンタルサーバーを利用する方法と、共用サーバーなどのレンタルサーバーを利用する方法があります。

一般的なサーバーの場合、ホームページ公開機能のほかにもメール機能があるため、メール専用サーバーよりも使い道が広くなります。

そのため、これからブログやホームページ開設、WordPress利用を考えている企業には、メール専用でないサーバー利用もおすすめです。

メールのみの利用でも、ホームページ分のスペックをメール保存に充てられるため、コストを抑えた利用が可能になります。

ここからは、参考情報として筆者おすすめのメールサーバー(専用プラン)・レンタルサーバー(共用サーバー)を6つにご紹介します。

●           お名前メール
●           カゴヤ・ジャパン
●           さくらのメールボックス
●           ムームーメール
●           NTTPCコミュニケーション WebARENA メールホスティング
●           SpeeVer 

自社でメール利用を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

お名前メール スタンダードプラン 【メール専用プラン】

https://www.onamae.com/service/mail/

月額270円※1メールアドレス数無制限
容量20GBメール機能
セキュリティ△※2サポート体制24時間365日無料の電話サポート

※1:1カ月払いの場合
※2:迷惑メールフィルターは有料

お名前メールは独自ドメイン取得で有名なお名前.comを運営するGMOインターネットグループのメールサービスです。

迷惑メールフィルターは有料としつつも、メール転送やメーリングリストといった主要メール機能は標準搭載です。

安価であり、容量やサポート体制も十分なので、安心して利用できるでしょう。

カゴヤ・ジャパン メールプラン共用タイプ R2 【メール専用プラン】

https://www.kagoya.jp/multi-plan/mail/comparison.html

価格550円メールアドレス数無制限
容量20GBメール機能△※1
セキュリティサポート体制電話|メール

※1:メーリングリストは有料

カゴヤ・ジャパンは物理的なサーバー機器を管理するデータセンターを運営しています。

メールサーバーだけでなく、ホームページ用のウェブサーバーも豊富に提供しているため信頼性の高いサーバー業者といえるでしょう。

メールプラン共用タイプ R2は、低価格帯で提供しつつも十分な機能、サポート体制を備えています。

利用する規模によって上位プランもあるので、幅広いニーズに応えてくれます。共用タイプR2はメーリングリストが有料なので注意しましょう。

さくらインターネット さくらのメールボックス 【メール専用プラン】

https://rs.sakura.ad.jp/mail/

価格年間一括1,048円メールアドレス数無制限
容量20GBメール機能
セキュリティサポート体制電話|メール

さくらインターネットはレンタルサーバーの大手で、カゴヤ・ジャパンと同様に自社でデータセンターを運営しています。サーバーのセキュリティ管理については期待以上でしょう。

レンタルサーバー提供の実績が豊富なため、メールに特化した「さくらのメールボックス」は安価でありながら、十分な機能を持っています。

メール転送やメーリングリストといった機能はもちろん、迷惑メールフィルターも標準装備。月払いはできず年間一括払いですが、年額で1,048円( 月換算でおよそ87円)と非常に安価です。

ムームーメール 【メール専用プラン】

https://muumuu-domain.com/email/muumuu-mail

価格年間一括1,320円メールアドレス数無制限
容量30GBメール機能
セキュリティサポート体制メール|チャット

ムームーメールは、独自のWEBメール画面を提供しているのが特徴です。Outlookなどのメールソフトを使わずに、デバイスにとらわれずメール送受信が可能です。

さくらのメールボックス同様に安価でありつつ、高機能なサービスを提供しています。

ただし、電話でのサポートがないので、メールサーバー利用が初めての方は注意しましょう。

NTTPCコミュニケーション WebARENA メールホスティング(200ID) 【メール専用プラン】

https://web.arena.ne.jp/mailhosting/

月額費用8,360円メールアドレス数最大200個
容量60GBメール機能
セキュリティサポート体制24時間365日 電話|メールサポート

NTTPCコミュニケーションが提供するWebARENA メールホスティングは、業界トップクラスのセキュリティといえるでしょう。

他のサービスと比べると価格が高いと感じるかもしれませんが、企業などセキュリティを重視する方であれば選択肢に入ってくるはずです。

迷惑メール対策も充実しており、検知率99%以上の迷惑メールフィルターを適用しています。

Speever(スピーバー) シンプルプラン 【共用サーバー】

https://speever.jp/

月額費用1,540円メールアドレス数無制限
容量50GBメール機能
セキュリティサポート体制電話|メール

Speeverは弊社ライド株式会社が提供するレンタルサーバーサービスです。

シンプルプランは共用サーバーのレンタルプランで、メールのみでなくウェブサーバー機能も搭載しており、ホームページ公開にもご利用いただけます。

メール機能については、メール転送・メーリングリストなどの主要機能は標準で装備されています。迷惑メールやウイルス対策機能も搭載し、希望に応じて有料の高機能サービスも提供しています。

サポート体制が自慢ですので、初心者の方でも安心してご利用いただけます。

充実したサポートが魅力!レンタルサーバーなら「スピーバー」へ

Speeverは前述のとおり、弊社が提供するサービスです。サーバーの提供を15年以上にわたって行い、これまで多数のお客さまにご活用いただいています。

レンタルサーバープランはシンプルプランだけでなく、他にも幅広いニーズに対応できるよう豊富なプランを取り揃えております。

Speeverの特徴は、高品質なサポート体制にあります。メールやホームページのみにとどまらず、パソコンの使い方なども可能な限りサポート対応いたします。

メールサーバーをご検討中の方は、ぜひ一度サポートセンターにお問い合わせください。品質のよさを体感いただけるはずです。


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この記事を書いた人

肩書:カスタマーサポートスペシャリスト
名前:コーチャン
経歴:カスタマーサポート、事務処理、営業活動等マルチにこなす
   スペシャリスト。お客様にやさしく丁寧にお伝えするのが信条
   またISMSやPマークなどのマネジメントシステムにも精通し
   情報セキュリティーに関する知識も豊富
保有資格:ITパスポート|ドットコムマスターAdvance★
     DX推進アドバイザー|情報セキュリティー管理士|個人情報保護士

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