サーバーにおけるウイルス対策の必要性とは?6つの対策方法を紹介


サーバーは、インターネット上でデータや情報を提供するためのソフトウェアを搭載したコンピューターです。
いわゆるサイバー攻撃によってサーバーが攻撃された場合、大切な顧客情報や企業情報が漏洩する恐れがあります。このため、事前に正しいウイルス対策を施しておく必要があるのです。

しかし、ウイルス対策が必要だとわかっていても、何も手を打っていない企業が多いのが現状です。サーバーのウイルス対策について、以下のような悩みを抱える企業も多いのではないでしょうか?

「パソコンはウイルス対策ソフトを入れているが、サーバーの対策は何が必要なのかわからない」
「技術的に自分たちで対策できるのか不安」

サーバーはパソコンと違って使い慣れているケースが少ないため、どのように対策すればよいのか悩む方が多いのも当然です。そこで本記事では、サーバーにおけるウイルス対策について、わかりやすく解説します。
本記事をご覧いただければ、ウイルス対策の必要性と具体的なウイルス対策の方法がわかります。

目次

1.サーバーにおけるウイルス対策の必要性

パソコンと異なり、サーバー自体のウイルス対策の必要性を感じていない方も多いのではないでしょうか?
まずは、サーバーのウイルス対策の必要性についてご紹介します。

パソコン・タブレットなどをはじめとする端末向けのセキュリティ対策ソフトは、ウイルス対策の基本ともいえます。
法人向けのセキュリティ対策ソフトも多数存在するため、企業ですでに導入されている方も多いはずです。
端末を標的とする「マルウェア」や「ランサムウェア」といった不正プログラム(ウイルス)の存在は、多くの方が聞いた経験があるでしょう。こうしたウイルスに対する機器側の対策はもちろん必須ですが、それだけでは万全とはいえません。
サーバーへの攻撃は「脆弱性」や「セキュリティホール」が狙われるケースが多く、そういった攻撃を防ぐためにも、サーバー向けのセキュリティ対策が必要なのです。昨今は特に、パソコンと同様にサーバーにもセキュリティ対策が必要な時代となっています。

特に問題となるのが、サーバーを通じたホームページの改ざん被害です。2、3年前には、ホームページ閲覧者のクレジットカード情報を狙う「ショッピングサイトの改ざん」被害が拡大しました。報告された被害状況としては、“外部からの指摘で初めて改ざんに気付いた”といったケースが多くありました。

このように、サーバーへの攻撃では、サービス提供者側がホームページの改ざんに気づけないケースが多いため、特に注意が必要です。
ショッピングサイトも含め、オンラインでサービスを提供するような企業は攻撃の対象となる可能性があります。もしも自社サービスのサイトが気づかないうちに改ざんされていたら、どれだけの被害を生むか想像してみてください。
例えば、サービス利用者の個人情報が漏えいし、利用者に実被害が発生すれば、運営会社に対して損害賠償を請求する事態となるでしょう。
さらに、問題はそれだけにとどまらず、運営会社は「個人情報を漏えいした会社」として、社内的な信用もなくしてしまいます。

そうした悪い噂は、インターネットにより瞬時に広まる可能性があります。自社やユーザーを守るために、サーバー向けのセキュリティ対策は必須だと考えるべきです。

2.サーバーがウイルスに侵されるとどうなる?

1章でも「ホームページ改ざん」などのセキュリティリスクをご紹介しましたが、サーバーのウイルス対策をしなかった場合のリスクはそれだけではありません。

サーバーのウイルス対策を実施しなかった場合、一例として以下のトラブルが考えられます。

■ホームページのダウン
■ホームページの改ざん
■サーバーに保存されている機密情報の漏えい
■サーバーに保存されている個人情報の漏えい
■サーバーに保存されているデータベースの破壊

このようなトラブルが企業に与える損失は計り知れません。

トラブル対応に伴う労力と時間といった問題だけではなく、個人情報・機密情報の漏えいによる損害賠償の支払いなども考えられます。同時に社会的な信用もなくし、顧客も離れてしまいます。

3.サーバーにおけるウイルス対策6つ

ここまでの説明により、サーバーへのセキュリティ対策も必要だと認識いただけたと思います。しかし、具体的にどのような対策をとればいいのかがわからない方も多いと思います。
そこで、本章では、具体的なサーバーのウイルス対策方法をご紹介していきます。

【サーバーに必要なウイルス対策6つ】

1. パスワードの管理を徹底する
2. 不要なアプリケーションを削除、サービスの停止をする
3. ログ管理を実施する
4.セキュリティパッチを活用する
5.不要なユーザーを削除する
6.フォルダ・ファイルへの適切なアクセス制御を行う

3-1.パスワードの管理を徹底する

1つめの対策として、サーバーへの不正アクセスを防ぐため、「パスワードの管理を徹底」しましょう。
サーバーにアクセスするパスワードが推測しやすいものだと非常に危険です。
総当たり攻撃や辞書攻撃などによってパスワードが特定されてしまい、サーバーに不正アクセスされる可能性があります。推測されにくい強固なパスワードであれば、情報漏えいや改ざんなどの被害を抑えられます。

以下の項目を網羅すれば、強固なパスワードとなります。

■名前などの個人情報からは推測できないものとする
■英単語をそのまま使用しない
■アルファベットと数字、記号を混在させる
■使用する文字数を多くする

逆に、以下は推測されやすい危険なパスワードです。

■自分や家族の名前
■電話番号や生年月日
■一般的な英単語
■「aaabbb」のような同じ文字の繰り返し

パスワードの強化に加え、不審なメールに添付されているファイルを不用意に開かない、不正なWebサイトを閲覧しないといった利用者ごとのセキュリティ意識の向上も重要です。

3-2.不要なアプリケーションを削除、サービスの停止をする

2つめの対策は「不要なアプリケーション・サービスの削除・停止」です。
通常、事業者が提供しているサービスやアプリケーションは、アップデートのたびにセキュリティ面の課題を解決し、サイバー攻撃への対策を行っています。アップデートは、機能や利便性を高めているだけではないのです。

もしも不要なサービスや使用していないアプリケーションを放置してしまうと、必要なアップデートや更新などの対応をしなくなります。
すると、セキュリティホールが解消されず、外部侵入の危険性が高まってしまうのです。

もしも現状、不要なサービスや、使用していないアプリケーションがあるならば、停止・削除を検討しましょう。攻撃を受ける可能性をなくし、サイバー攻撃によって受けるリスクを回避できます。

3-3.ログ管理を実施する

3つめの対策は「ログ管理を実施する」です。
ログ管理とは、システムが残した、「いつ」「どのユーザーが」「何をしたのか」といった記録を収集しトラブルに備える対策です。ログ管理の実施によってサーバー内で行われた過去の操作を特定でき、外部または内部からの攻撃の発見につながります。
発見後、速やかに対処すれば、サイバー攻撃・不正な操作による被害を最小限にとどめられるはずです。

ログ管理方法としては、定期的にサーバーのログをチェックし、サーバーに不正な操作や不審な挙動の増加がないか監視します。
以下は監視するログの一例です。

■ファイアウォールの通信ログ
■IDS(侵入検知システム)・IPS(侵入防止システム)の通信ログ
■ログイン認証ログ
■データベースサーバーへのアクセスログ
■ファイルサーバーへのアクセスログ
■ファイル参照・編集・成功・失敗ログ

これまでログ管理を実施していなかったのであれば、これを機に、ウイルス対策の一環としてサーバーのログ管理をぜひ実施してください。
不正なアクセスを早めに見つけることができれば、被害を未然に防げます。

3-4.セキュリティパッチを活用する

4つめの対策は「セキュリティパッチの活用」です。セキュリティパッチとは、ソフトウェア・OSに発見された脆弱性・セキュリティホールを修正するプログラムです。定期的に更新されるソフトウェア・OSのセキュリティパッチを適用すれば、脆弱性を軽減でき、サーバーのセキュリティを高められます。

セキュリティパッチは、OS・ソフトウェアのアップデートの実施によって適用されます。パソコン内のOS・ソフトウェアのバージョンを確認し、古い場合はアップデートを行いましょう。

3-5.不要なユーザーを削除する

5つめの対策は「不要なユーザーの削除」です。
使用していないユーザーが登録されているならば削除しましょう。
例えば、退職した社員のユーザー情報を削除せず、そのまま放置していた場合、退職後にサーバーへ不正アクセスし機密情報を持ち出される危険性があります。

ただ、後任者への引継ぐため、退職者のユーザー登録を一定期間保持するケースもあるでしょう。こうした場合、退職者を含めた外部からの不正アクセスを防ぐため、パスワードの変更は必ず行いましょう。

3-6.フォルダ・ファイルへの適切なアクセス制御を行う

6つめの対策は「フォルダ・ファイルへの適切なアクセス制御」です。
サーバー内の全データについて、誰でもアクセスし放題の状況は適切ではありません。
例えば、社外秘の情報や重要なファイルにアクセス制限を設けていなければ、不正コピーや情報漏えいといったリスクが高まります。

そのため、各ユーザーに付与する権限は必要最低限のものにし、必要に応じてファイルごとにアクセス制限をかけておきましょう。
万が一、特定のユーザーアカウントから不正アクセスされた場合にも、あらかじめ閲覧権限を制限しておけば、重要なフォルダやファイルにアクセスされることを防げます。

4.簡単にサーバーのウイルス対策をするならサーバー移行もおすすめ

ここまで、サーバーにおけるウイルス対策の必要性と具体的な対策についてご説明しました。
しかし、現在の管理体勢ではサーバーのウイルス対策まで手が回らないという企業も多いかと思います。また、知識がないため自分たちでは対応できないといったケースもあるかもしれません。

そうした場合、「セキュリティ機能が充実したサーバーへ移行する」という方法も有効です。
サーバーのウイルス対策においては、「自社で対策を実施する」方法のほか、「セキュリティ機能が充実したサーバーを選択しセキュリティサービスを活用する」という、2つの選択肢があります。

ITの知識やスキルに不安がある場合には、後者の選択肢がおすすめです。
ウイルス対策が万全なサーバーを選べば、手間なく、簡単にサーバーのウイルス対策を行うことができます。

現在、オンプレミスでの運用の場合も、クラウドサーバーや仮想専用サーバー(VPS)、レンタルサーバー(共用サーバー)へ移行(引っ越し)することは可能です。移行・移管の手続きを代行できるサーバー事業者もあるため、そうしたサーバーを選べば手間なく移行できます。
今後のセキュリティリスクに備えるためにも、ぜひウイルス対策が万全なサーバーを選び、移行を検討してみてください。

5.サーバーのウイルス対策・移行代行ならスピーバーがおすすめ

最後に、弊社「ライド株式会社」が提供するレンタルサーバーサービス、「スピーバー」をご紹介します。
スピーバーでは、さまざまなセキュリティオプションをご用意しており、サーバーのウイルス対策にも万全な対応が可能です。
さらに、サーバー移行の代行も可能なため、手間なく確実に、大切なサーバーデータを移行できます。

スピーバーの特徴として、以下の5つが挙げられます。

  1. IPS/IDSが全プラン標準搭載
  2. WAFサービスなどセキュリティ対策のオプションも多数取扱い
  3. ベテランスタッフが電話とメールでサポート
  4. お客さまの希望に応じて必要な環境・サービスをご提案
  5. サーバー運用代行サービスもご用意

これら5つの特徴について、以下に詳しくご紹介します。

4-1. IPS/IDSが全プラン標準搭載

IDS(侵入検知システム)・IPS(侵入防止システム)が全サーバープランに標準で適用されています。
DoS/DDoS攻撃やSynフラッド攻撃、バッファーオーバーフロー攻撃といった、OS/Webサーバーの脆弱性を突いた攻撃や、負荷をかける攻撃への対策として有効です。

システム障害が起こると、業務の一時停止に加え、利用者の信用低下などの損失が生じます。さらに、復旧作業の手間やコストが発生しますので、IDS/IPSでシステム障害を未然に防げます。

4-2.WAFサービスなどセキュリティ対策のオプションも多数取扱い

WAF(Webアプリケーションファイアウォール)とは、Web アプリケーションの通信をフィルター、監視、ブロックするためのセキュリティ対策です。一般のファイアウォールや IDS/IPS との違いは、アプリケーションレベルで通信の中身を解析し、特定の条件にマッチする通信を検知・遮断する点です。

WAF の代表的な用途には、SQL インジェクション、クロスサイトスクリプティングなど、アプリケーションの脆弱性を悪用した攻撃の遮断やアプリケーション層の DDoS 対策、不正なボットによるアクセスの遮断などがあります。
スピーバーは、サービス開始から約3年半で累計導入数国内第1位を記録した「攻撃遮断くん」をお取扱いしております。

4-3.ベテランのスタッフが電話とメールでサポート

ウイルス対策も含め、そもそも、メール・ホームページ・レンタルサーバーに詳しい人は少数であり、設定方法や使い方について不安に思われるのは当然です。
スピーバーでは、メールやホームページに詳しいベテランスタッフが電話とメールでお問合せを受け付けています。契約前のご相談から実際の利用開始まで何度でもご相談可能です。

4-4. お客さまの希望に応じて必要な環境・サービスをご提案

強固なセキュリティに守られたサーバーを構築したい、レンタルサーバー利用でコストを削減したいなど、お客さまによって利用用途は千差万別です。

これまで20,000社以上の導入経験があるスピーバーであれば、お客さまのご希望内容を詳しく伺ったうえで、最適なサービスをご提案します。

4-5.サーバー運用代行サービスもご用意

有料オプションではありますが、スピーバーでは、サーバー運用のマネージドサービス「あんしんパック」を提供しています。
「あんしんパック」は、お客さまのサーバーを24時間365日、監視・保守・運用業務を行う管理代行サービスです。あんしんパックをご利用いただくと、例えばお客さまサーバーに障害が起きた際、一早く状態を検知し、すぐに一次復旧作業を行います。

また、サーバーにインストールされた基本サーバアプリケーションについて、セキュリティーアップデートパッチがリリースされた場合、セキュリティ情報のご案内とアップデート作業を代行し、最新の状態を保ちます。サーバーのセキュリティを高めたい方、サーバー移行をご検討される方は、ぜひ一度スピーバーまでお問い合わせください。
丁寧なヒアリングを行い、お客さまに最適なサービスをご提案させていただきます。

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この記事を書いた人

ライドに営業企画として所属している。
人間の欲は千差万別ですが、顧客・取引先・社内の仲間・家族など、自分に関わる全ての人が少しでも幸せになってくれるような理想を追い続けています。土日は3児の父親として子育てに奮闘しています。

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