SMTPとは
SMTPとは(Simple Mail Transfer Protocol)の略です。簡易メール転送プロトコルと訳されます。インターネット等のTCP / IPネットワークで標準的なメールを送信するための通信プロトコルの一つです。
メールの配信をするサーバーは、このプロトコルを利用しTCP/IPによる接続でメールの送信と転送を行います。そのため、メール送信を行うサーバーのことをSMTPサーバーと呼称します。SMTPサーバはメールアドレスの「@」より後ろ部分、すなわちドメイン名ごとに存在します。
※(但し、送信メールサーバーの構成によっては複数ドメインの管理を1台が束ねる場合があります)
俗に「メールサーバー」と表現する際は、「送信用メールサーバー」と「受信用メールサーバー」の両方を含んでいます。送信用メールサーバーは「SMTPサーバー」、受信用メールサーバーは「POPサーバー」(またはIMAPサーバー)と呼称するのが一般的です。
メール送信の流れと共に説明します
※メールソフトに設定されている送信サーバーがSMTP(サーバー)です。
※ メールソフトに設定されている受信サーバーがPOP(サーバー)(またはIMAPサーバー)です。
まとめ
メール送受信の流れは実際の郵便(手紙)の仕組みと似ています。概要を把握するレベルであれば、上記の内容で網羅されます。より理解を深めるには、「通信ポート」や「SMTPコマンド」等を習得することをおすすめします。