SEO外部施策とは

この記事の目的
今やビジネスにおいてコンピュータ・情報・通信などを中心とする「IT用語」に対する知識は欠かせません。
あまり馴染みがない各分野のIT用語を、なるべく専門用語を使わずに解説していきます。

この記事の対象読者
Web制作を始めたばかりの人。
自社のWebマーケティングを任された人。
専門用語についていろいろ知りたい人。
Webマーケティングを行なっているが、言葉の定義を再確認したい人。
など、Webに限らずDXに携わるすべての方に。

目次

SEO外部施策とは?

検索エンジンは被リンクが多いサイトを評価して検索結果の順位を上げる仕組みになっています。外部施策とは、自サイトが他サイトから受けるリンク(被リンク、外部リンク)を獲得していくことで、検索エンジンからの評価を向上させ、自サイトが検索結果の上位に表示されるために行うSEO対策のことです。

外部施策は別名、外部SEO、被リンク対策、バックリンク対策、外部リンク対策とも呼びます。また、自サイトに貼った外部リンクを、発リンクと呼びます。

内部対策との違い

SEO内部対策とは、サイト内のコンテンツを対象として行うSEO対策の一種です。サイト構造の最適化や、構造化データマークアップ、メタタグの設定などを利用して、検索エンジンが適切に評価しやすいサイトにするのが目的です。

内部対策、外部対策はどちらも重要ですが、内部対策がされていないサイトで外部対策を行うのは効率的ではありません。また外部対策は性質上、自分でコントロールできる要素が少ないため、まずは内部対策を行うのがオススメです。

外部対策の方法

被リンクを得るためには、「質の高いコンテンツを作成・発信」することが求められます。さらに「関連性の高い他サイトから発リンクしてもらう」必要があります。

これらを達成するためには良質なコンテンツを継続的に作ることが重要です。コンテンツを継続発信することにより、外部リンクが継続的に増え、SEO評価向上に繋がります。

効果的な外部対策

外部リンクの獲得おいて、3つの重要な指標があります。

①リンク元と自サイトの関連性が高い
②リンク元の人気、SEO評価が高い
③外部リンクの量

検索エンジンは、「被リンク=ユーザーからの評価」と判断します。被リンクが多いほど良いサイトとみなされます。しかしリンク元となるサイトはどんなサイトでもいいわけではなく、「被リンクの質」となる、①リンク元と自サイトの関連性が高い②リンク元の人気、SEO評価が高いが特に大切です。

SNSからの被リンク

SNS(FacebookやTwitter)での被リンクには、ノーフォロータグ(rel=“nofollow”)がついているので被リンクとしてカウントされません。しかしより多くの人にコンテンツを見てもらうために、SNS上でいいね!をもらったり、拡散してもらうことも必要です。

SNSでの評価は直接SEO評価には繋がりませんが、それをきっかけに被リンク獲得につながる可能性があります。

外部施策の注意点

外部リンクを獲得する際には、そのリンクが自然に獲得したリンクであることが重要です。購入したリンクや、過剰なリンク交換などは、検索エンジンからペナルティが課せられ、SEO評価が下がります。

外部対策の効果測定ツール

Google Search Console(Googleサーチコンソール)

Googleが無料で提供しているWEBサイトのSEO分析ツールです。

WebサイトがGoogleからどのように認識されているか、詳細を分析できます。自サイト内のどのページがその外部サイトからリンクされているのか、などが確認できます。

Ahrefs(エイチレフス)

Ahrefsは多機能で人気のSEO分析ツールです。自サイトや競合サイトのSEOに関わるさまざまな分析を行えます。被リンク分析や、検索エンジンからの流入キーワード分析といった機能が特に有用です。Ahrefsの「被リンクの獲得数調査」を利用すれば現在の被リンク状況を様々な指標をもとに確認できます。

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この記事を書いた人

肩書:Webエンジニア兼Webライター
名前:さのくん
経歴:大学在学中にオペレーションズリサーチ分野を学ぶ過程でプログラミングを習得。
その後は不動産業界に従事しつつ、サイドビジネスとしてWebエンジニアを兼業。フロントエンド開発を得意とする。
Webライティング歴:1年超で執筆数は累計30記事を超える
使用言語:C言語, HTML/CSS/Sass, Javascript, Typescript, PHP, Shopify(Liquid HTML)

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